この記事の著者 二階堂運人
人生中盤を差し掛かるといろいろなことに消極的になる頃。
一花咲かせたいと考えても行動よりも諦めが先に来てしまい、夢を持つことさえ躊躇ってしまいます。
「遅すぎることなんてない」
その思いを信じ、あのワクワクをもう一度、なりたい自分、なりたかった自分にもう一度TRYしてはいかがでしょうか。
さすがに今から野球やサッカーなどのプロスポーツプレイヤーは体力的な面ではかなり無理があります。競技によっては決して不可能なものでないものもありますが、可能性としては限りなくゼロに近いです。体力は確実に衰えていきますが、歳を重ねるうちに確認に増していくものがあります。
そう、経験です。
何物にも変え難きものその経験を活かそうではありませんか。
それを活かせ夢を追えるものは……お金も時間も縛られないもの……
そう、物書きです。
物書きと言えば、小説家やシナリオライター、フリーライターを思い浮かべるかもしれません。なんだか敷居が高いようにみえるこの世界。意外にそうでもないんです。
特にライターは特別な才能は必要ありません。
ライターは基本人から話を聞く、つまりインタビューをして文字を起こすというものがほとんどですが、自分の経験した事柄を記事にするものもあります。その世界にいたからこそ、ここだけの話が書く。自分が自分にインタビューするようなものですかね。
特化した専門分野を描く。それは今まで経験した仕事、趣味や生き方など様々です。
よく言う、ナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンを目指す。あなた独自の視点や切り口で同じテーマでも幾通りの文章が出来上がるのです。
遅咲きライターなるには、幾つかの手段があります。
まずは、ライタースクールに通うこと。
もちろん独学でも可能ではあります。しかし、技術や形式はある程度身にはつきますが、一番近道であり一番大事な人脈を築くことはできません。
未経験者が仕事を得るにはなんと言っても人脈。スクールに入って技術の習得もさることながら、アフターフォローがあるところつまり人脈を広げられる機会を提供してくれるスクールを選ぶといいでしょう。したがってスクール選びが大事になってきます。
そして、もう1つの手段として、ブログなどのSNSで発信すること。
自分書いた文章がある人の目に止まり、ライターとしてデビューする人も少なくありません。実際、筆者の友人もそれでデビューし、今やベストセラー作家の仲間入りを果たしました。
広く浅くのスタイルではなく、狭く深いスタイルを徹していくことが、遅咲きライターデビューには必要です。巷はあなたの文章に期待しているのではなく、あなた経験を期待し求めているのです。
それでは、まずは自分自身を掘り下げることから始めてみましょうか。
二階堂運人