パソコンってどれくらいの期間使えるもんなんだろうって考えたことありますか。
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固定資産の耐用年数を参考にすると
国税庁のホームページには、備品の耐用年数が細かく決められており、
パソコン(電子計算機)の法定耐用年数(償却期間)は以下の通りとなっています。
* サーバー用のパソコン:5年
* サーバー用以外のパソコン:4年
会計処理的にパソコンは4年が耐用年数なので、4~5年で買い替えるのが妥当なのでしょうね。
中小企業、個人事業主で青色申告する場合の特例があり、1台(1組)30万円までなら減価償却することなく、その年度に一括償却することができます。(少額減価償却資産の特例、合計300万円まで)
※10万以上20万未満の場合に、3年で減価償却する(一括償却資産)方法もあります。
パソコンの寿命ってどのくらい?
一般的にもパソコンは5年で買い替え時が来るといわれています。
車でも自転車でもそうですが、5年たてば壊れたり使えなくなるかといえばそうとも限らないのが難しいところです。
いいパソコン買えば、なかなか壊れなかったりしますし、
買った当時のソフトウェアだけで使ってたら、性能不足は気にならなかったりします。
私が使ってるMac miniは購入から8年経ってますが、OSのバージョンアップ後に遅くなったかなと思うことはありますが、自分の仕事量が少なくなったこともあって、今でも使えます。
Macは古いハードウェアでも長く使えるようにOSのアップデートをしているような気がします。
新品で買ったけど、安いパソコンなんかだと搭載されているCPUも安いので、すぐに性能不足になるかもしれません。
性能不足とはどういうことか?
起動に時間がかかるようになったとか、アプリを起動する時間がかかるようになったという体験をすることがあると思います。
時間の経過による性能不足という謎の表現をする人もいますが、ソフトウェアの問題で遅くなることがほとんどです。
パソコンは機械的な動きのないICチップで多くの部品が構成されているので、物理的にはめったに壊れません。もちろん例外があって、ハードディスクは壊れます。
ソフトウェアの問題とはつまり、
- だんだん使っているソフトウェアが増える
- ソフトウェアの修正プログラム追加によるバグ対応や追加追加による処理量の増加
- OSのアップデートによる基本機能の増加による処理量の増加
- Windows7からWindows10など、OSのバージョンアップにより必要とする能力が増える
ソフトウェアは日々新しくなり、機能が追加されます。使っているユーザーも進化してパソコンで行う仕事が増えていきます。
OSのバージョンによっては時期が来るとサポートが終了して、新しいOSに入れ替えなければなりません。
なんだかパソコンが重くなったなと感じる時が、早ければ3年、遅くとも5年でやってくると考えられます。
そういう時期に新しいモデルが発売されていたりするので、なおさらユーザーは買い替え時期だと感じます。
結論
システムの寿命を考えるとき、IT分野での専門的な言葉ではシステムライフサイクルとも言います。
- 減価償却期間
- 機材のリースアップ時期
- 機器の保守サポート終了
- ソフトウェア技術の進化
- 業務の進歩や変化
一定期間使ったシステムを更新・更改する事を考えて資金計画をすることは大事です。
事務機器であるパソコンは何年で買い替えるのがベストかというと、
私の答えは、「好きな時」という結論です。
それでは身もふたもないので、目安としてあえて言うならば、
4年をめどに使える機種を買って、5年経つまでに買い替える。
のがいいのではないでしょうか。
では