久しぶりの投稿になります
一度は引退したと思っていたITの仕事に戻っておりました。
11か月働かせていただき、また転職することになりました。
私にとっては、とても楽しく仕事をさせていただいた事もあり、なにかしらご挨拶してから会社を去ろうと思っておりました。
なんと会社の中で最も年長なのが私という、特に20代の若い方が多い職場で働かせていただき、とても刺激的でございました。
ここにそんな若手の方々に向けたメッセージを込めた退職のご挨拶を書かせていただきます。
せっかくなので、ご挨拶とブログの記事を兼ねてしまうという、都合の良い対応をお許しください。
ご挨拶
5月31日付けで退職いたします。
本来でしたら皆様に直接お会いしてご挨拶するべきですが、残りの有給休暇を使わせていただけることになり、このような形での最後のご挨拶になってしまいました。
昨年の6月23日より勤務を開始しましたのでちょうど11ヶ月の短い期間ではございましたが、大変お世話になりました。
自分の事
私生活の不幸に翻弄され、もう仕事で背伸びし続ける人生は嫌だと思い、
割増の退職金をいっぱい受け取って日本IBMを飛び出したのが2014年でした。
そして家族を見守りながらできる仕事を模索しながら、やっと落ち着ける仕事にたどり着いたと思ったのがタクシー運転手でした。その時には手にしていた退職金はすっかり融け、借金を背負っているというひどい状況でした。
幸いにも、都内のタクシー運転手はかなり稼げる仕事でした。
借金を返しながら子供を大学に行かせるくらいの生活はできそうでした。残りの人生はタクシードライバーメインにしてのんびり暮らそうと思っておりました。
タクシードライバーは6年やりました。
一度はITエンジニアを引退したつもりでしたが、もう一度やり直してみようという気持ちになったのは、タクシーの同僚の縁で紹介いただいた会社で仕事をさせてもらったからです。
仕事は、ITサポートといういわゆる情報システム部門代行業というものでした。しばらくブランクのあった私にはちょうど良いリハビリにもなる仕事でしたし、以前のシステムエンジニアの経験も少なからず役にたったと思っています。
でも十分な貢献を残せなくて申し訳なかったという気持ちもあります。
仕事ではいろんな経験をさせていただき、刺激を受けました、おかげ様で過去に働いていた事もあるIBMグループの会社に戻ることができたのは、人生は何があるかわからない、捨てたもんじゃないなと思います。
これからがこれまで以上苦労する仕事になるのは想像できているので、体とメンタルを壊さないようにがんばります。
若い方へのメッセージ
皆さんの手助けがあって、なんとか仕事になる場面がたくさんありました事を改めて感謝申し上げます。
仕事中には、あまりはっきり言わない方が良いと思い、行動で示してきたつもりですが、改めて伝えさせてください。
是非、勉強を続けてください。
今の仕事に関係ないからといってビジネス分野の勉強をおろそかにしないでください。
机上での基本の勉強から逃げないでください。
そして、実機で実験・検証してください。
将来絶対にその勉強が自分を助けることになるし、やりたいこと、できることの道が見えてくるはずです。
同時にやりたくないこと、どうしてもできない事、も見えてきます。
勉強して、資格を取れば仕事をさせてもらえ、それが経験になります。
この会社に来るまで、ITの資格を一つも持っていなかった私ですが、今になってそれに気づかされました。
何をやったらわからない時は、資格の教科書を手に取ってください。
迷走に迷走を重ねた私がこんな事を言える立場ではないかもしれませんが、
皆さんの年齢分を社会人として生きてきた僕が言うので、だまされたと思って信じてみてください。
そうは言っても、目の前の仕事に追われていると、勉強するのって大変ですよね。難しいと思いますが、意識し続けることが大事なんでしょうね。
またどこかでご一緒に仕事ができる時を楽しみにしています。
では